RPP広告の「効いている/効いていない」を、まず何で判断すべきか
ROASの数字だけを見て一喜一憂しても、次の打ち手は決まりません。RPPの状態を判断するときに、私たちが最初に見ている指標と順番を整理します。
執筆:常藤 邦彦/ 株式会社和スタイル 代表取締役
RPP広告について最も多いご相談が「効果が出ているのか分からない」です。管理画面にROASの数字は出ているのに、それが良いのか悪いのかを判断する基準がない、という状態です。
ROASだけでは打ち手が決まらない
ROASが低いとき、原因は大きく2つに分かれます。広告の設定に問題があるケースと、広告ではなく着地する商品ページに問題があるケースです。前者なら入札やキーワードの調整で改善しますが、後者はいくら広告を触っても良くなりません。
ROASという1つの数字は、この2つを区別してくれません。だから次の打ち手が決まらないのです。
私たちが見ている順番
- ① キーワード別の消化バランス … 予算が特定のキーワードに偏っていないか。売上につながっていないキーワードが消化の大半を占めていないか。
- ② CTR(クリック率) … 検索結果に表示されているのにクリックされていないなら、問題はサムネイル画像と商品名です。広告の問題ではありません。
- ③ 転換率 … クリックはされているのに買われていないなら、問題は商品ページです。価格、送料条件、レビュー、ランキング実績、商品説明のどこかで止まっています。
- ④ 在庫と販売可能状態 … 在庫切れや購入できない状態の商品に広告費がかかっていないか。ここは意外と見落とされます。
この順に見ていくと、「広告を直すべきか、ページを直すべきか」がはっきりします。
CTRと転換率が上がると、広告は自然に安くなる
RPPはCTRと転換率が高いほど表示されやすくなり、同時にCPCが下がる仕組みです。つまりサムネイルと商品ページを改善することは、広告費の削減にも直結します。
「広告の効率が悪いから予算を減らす」の前に、「クリックされる画像」と「買われるページ」になっているかを確認してみてください。同じ予算のまま結果が変わることがあります。
判断が難しければ、一度診てもらってください
NagomiStyleでは無料のRPP診断レポートをご用意しています。現在の広告の状態と改善余地を整理してご報告します。まずは現状把握からどうぞ。